お遍路をするのに適した時期はいつか?

お遍路めぐりをする上で、適した時期と言うものがあります。

バスなどのツアー、自分で車やバイクを運転する、自分の足で歩く、どれもそうですがわざわざ苦労する時期を選ぶ人はなかなかいないと思います。

ただ、どの方法でも行いやすいと言うことは、考えることは皆一緒ということで当然札所も混雑することが多いものです。

では、それぞれの方法を行うのに適した時期はいつ頃なのか、別々に解説して行きます。

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バスなどのツアー

旅行会社などが企画するバスやタクシーで巡るものですが、暖かい時期が多くなります。

純粋にお遍路ツアーということで、札所を巡ることが多い印象ですが、趣旨によって様々です。

観光の一面もあるためか、さくらなどの花の開花に合わせ、四国の名所ツアーなどという商品もあります。

中には、お遍路の札所を巡ったり宿坊に泊まるツアーだったり、ということもあるでしょう。

雪が降る時期は、山の上の札所に行くには危険が伴いますし、夏の暑い時期には動きたくないと言う方もいるでしょう。

見てきた時期としても、やはり春と秋の気候が安定し過ごしやすい時期が適しているようです。

それにツアーということで、タイムスケジュールが遅れている場合は急かされることになるので、かえって疲れてしまいます。

車やバイクを運転する

自分で運転することになりますが、やはり冬は敬遠されます。

車ならまあスタッドレスを履けばある程度行けますが、バイクでは雪道は自殺行為です。

それに、バイクは走っている時には風で冷やされているため気持ちが良いのですが、真夏の市街地渋滞に嵌ると、暑さに加えエンジンの放熱も加わるのでクラクラしてきます。

車は、ある程度寒くても暑くてもエアコンが装備されているので快適なように見えますが、降りてから境内までは歩くことになるのでそれほどと言った感じです。

時期としては、バイクならツアーと同じ、車なら少し寒い時期も行けそう、と言ったところです。

自転車や歩き

体を動かし汗をかくということで、初春から晩秋まで可能と考えられることが多いでしょう。

3月初旬~11月程度と、雪が降らないことを目安に時期を考えると良いと思います。

実際にGWに回った時には、気温も20度越えと暖かく、動くことも重なり汗だくで動いていました。

バテバテの状態で巡っている状況でしたので、路面が凍らず凍えない程度の時期が適していると思います。

ただ、四国とは言え山の上では雪が降るでしょうから、状況をよく確認して巡ったほうがいいでしょう。

数年前にも、雪で車やトラック数百台が立ち往生したニュースがありましたが、大雪や残雪の情報収集は必須になります。

逆の発想で

と、ここまで冬と夏は適さない、と言ってきましたがキツイ時期と言うこともあるためか、正直少なめの印象を受けました。

冬は凍結や積雪などにより山の中などで遭難したりと、命の危険があるので物理的に厳しいと感じますが、夏はそのような制限はありません。

逆に熱中症という問題があるため厳しいことは想像できますが、比較的空いているため良い時期とも言えます。

8月に回ったことがありますが、昼の暑い時間帯は動かないことにし、朝の早い時間帯と夕方に集中して移動することに。

具体的には朝は5時~11時頃、午後は3時~6時と、お昼の暑い時間は日陰で食事をしたり昼寝をしたりと体力温存に努めました。

自分が過ごしやすいということは皆同じと言うこと、と考えて行動計画を立てて見るのも良いでしょう。

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