お遍路めぐりをしようと考えている方は、どのような方法で寝泊りするか考えているでしょうか?
ツアーであれば大人数ということがあるので、夜はお酒を飲んで楽しく過ごす、と言う方も多いと思いますが、ホテルや旅館などに泊まることになります。
基本的に寝る、食べる、飲むに関しては気にしなくてもよく、旅行会社の添乗員さんにお任せということになるでしょう。
車やバイクなどを使って巡る際には多くはホテルなどを利用し、食事もどこかのレストランなどと言うことになります。
しかし、自分の足を使い、且つ野宿をメインにお遍路めぐりをする方もいらっしゃいますので、一概に同じとは言えなくなります。
今回は移動手段別にどのように夜を過ごしているのか、例を挙げて紹介したいと思います。
ツアーに参加
殆どが、バスやタクシーなどの移動手段、ホテルや宿坊などの宿泊所、食事の提供がセットになっており着替えなどを持って参加するだけということになります。
いろんな旅行会社のパンフレットを見ても、四国お遍路めぐりとか、札所めぐりを含む四国観光など、たくさんの商品があります。
おおよその行程も記載されており、数日間の短い期間から1週間以上の長い期間でめぐることになります。
何度かツアー客を見かけましたが、旗を持った添乗員さんを先頭に皆さんお揃いの白装束で列を成しているという状況です。
どの会社のツアーも似たようなものですが、夕方には宿に入り、夜はホテル内のレストランで食事というパターンが定番です。
確かにホテルとしても、宿泊だけでなく食事もしてもらえれば利益が上がりますので、当然のことだと思います。
この後は自由時間となるわけですが、飲み足りない人は近くの繁華街に繰り出すのが通例のようです。
大人しく寝る方もいますが、観光目的の方にはありがちな過ごし方でしょう。
車などで移動
自分で運転して巡るわけですが、1日運転していると以外に疲労が溜まっていることに気付きます。
ホテルに着くと、食事もほどほどに早く寝てしまおうと考えることが多くなります。
寝る、食べる、風呂に関しては気にする必要が無いので気は楽ですが、次の日のコースプランや情報収集は必要になります。
お遍路めぐりをする前に、皆さん計画を立てているのですが、以外に現地に着てみて軌道修正が必要になることが多いのです。
計画を練り直すのが楽しい反面、少々面倒に感じてしまい適当になってしまうこともあります。
お金が足りなくなったり、ガソリンが持たなくなったりと、予想外のことも起きる場合がありますので、夜の時間を使って予定を修正するといいでしょう。
野宿をしながら
寝る、食べる、風呂に入る、全てを自分で賄わないといけないのが野宿と言うことになりますが、かなり大変です。
札所の開いている時間を気にしながら、今日はどこで寝ようか、何を食べようか、風呂にも入りたいと場所の検索や順序なども考える必要があります。
何日間か野宿しているうちにパターンが決まってきますが、参考までに書いて見ます。
寝る場所
快適に寝れそうな場所を予め地図などで調べて候補をいくつか絞り、夕方暗くなる前に行ってみる。
危なそうな場合は、違う候補を回って目星を付ける。
風呂に入る
お遍路しているとコースの近くにスーパー銭湯や温泉施設があるので、2~3日に一度入る。
ただし荷物を盗まれる可能性もあるので、コインロッカーに入れたりして対策を取っておく。
自転車はコインロッカーに入らないので困りましたが、閃いて実際に行ったのは、公共駐輪場かお土産屋さんに頼んで見てもらう方法でした。
あとで土産を買ったのは言うまでもありませんが、盗られるよりはましと割り切りました。
食べる
安くすることだけを気にするのもちょっと体調面で問題なので、夕食はスーパーで食材を買って作っていました。
惣菜を簡単にアレンジしたものが多かったのですが、栄養面ではバランスよくしていました。
疲労をいかに回復させるかも大事ですので、カップラーメンばかりという食事は少々疑問ですね。
夜はやることがたくさん
風呂に入り、寝るところを確保し、食事もしたら後は寝るだけ、としたいところですが車同様に次の日のプランを考える必要があります。
一日動くため疲れが溜まっており、次第に眠くなってきますがやることはやってから寝たほうがいいでしょう。
洗濯もする必要がありますが、節約しているようでしたら毎回コインランドリーと言うわけにも行きません。
寝る前に自分で洗って、テントの張り紐に引っ掛けておくとかすると、朝には粗方乾いているものです。
最近ではお遍路していることをブログにアップする方も増えていますが、毎日行わないと、後で思い返そうとしても出来ない場合もあります。
なるべく早くアップすることで、自分の痕跡を残せますし、応援してくれるコメントをもらうことで活力になるため重要になって来るでしょう。
夜は以外にやることがたくさんありますので、眠くなる前に片付けてしまいましょう。