お遍路めぐりも今ではバスなどのツアーが殆どになっていますが、自分の体力を使って回っている方もいらっしゃいます。
ツアー、車やバイクの運転、自転車や歩きと段々と体力的にキツくなって行きますが、それぞれダイエット効果があると言えます。
一般的にツアーなどと聞くと、自分で動かないのだから楽だろうし、カロリーも消費しないだろうと思われがちです。
しかし、考え方やめぐり方によって効果が変わるので、ダイエットしたい方はやり方を工夫してみると良いでしょう。
移動方法別に、ダイエット効果が出るように解説していきますので参考になさってください。
ツアーでめぐる
旅行会社などが企画するツアーは、大人数で遂行されますので費用も安くなるのが一番の魅力です。
ゆえに、旅行や観光気分になってしまいますが、ある意味仕方の無いことでしょう。
殆どバスやタクシーなどに乗っていることになりますが、お寺の駐車場から境内までは体が不自由な方を除いては当然歩くことになります。
お寺によっては、長い階段が続いていたり、上り坂だったりと以外に楽できないこともあります。
これを利用して、少し速く上って見るとか、上まで休まないで上るなど少しでも筋肉を使うようにするとカロリーを消費することが出来ます。
体が温かくなったり、汗をかいたりするようになれば、カロリーを消費している証拠ですので、十分な運動になっていると実感できるでしょう。
車やバイクを運転する
車やバイクを運転する場合、シートに座っている、跨っているだけではありません。
ハンドルを切ったり、バイクを傾けたりする際にも体を動かすことになり、以外にカロリーを消費します。
ただ、車はエアコンが付いているということもあり、快適であるのに対し、バイクは体を晒しながら運転するので暑い寒いと感じることになります。
要は、常にストレスが掛かっていることになり、自然にカロリーが消費されやすくなっているのでダイエットになります。
1日運転すると、どちらも結構疲れを感じるので、ダイエットにも効果があるでしょう。
自分の体力を使って
言わずとも一番カロリー消費が多く、ダイエット効果が高いのはこの方法ですが、正直言ってキツいです。
特に普段から運動をしていない人、太り気味の人にとっては、運動すること自体イヤだし、面倒なものです。
それに、動くのが辛かったり、筋肉痛になったりして1~2日目で挫折したりすることもよくあります。
お遍路めぐりは比較的長期間に渡るものですので、最初が肝心と言ったところです。
加えて歩きの場合は特徴的なダメージも考えられます。
それはマメや靴ズレなどの症状ですが、これが出来始めると、数百メートル歩くのも地獄になってしまいます。
数日間頑張れば、皮膚も強く固くなりますので何ともなくなりますが、そこまでが大変です。
ダイエット効果は絶大ですが、壁を越えられるかがカギとなります。
ダイエット効果を阻害するもの
ダイエット効果を期待しながらと言う事になれば、以下のようなことは慎んだほうがいいでしょう。
せっかくお遍路めぐりをしながらお願い事をするのですから、心身ともに精進することが必要です。
お酒の飲みすぎ
お酒を飲むことで気分もリラックスできますが、飲みすぎは太る元になります。
せっかく消費したカロリーも、台無しにしてしまう可能性がありますのでほどほどに。
食べすぎ
動くことでカロリーが消費されますが、同時におなかが空きやすくなります。
動いたからその分多めに食べてもいいだろう、と考えるとカロリーを取りすぎることになるので抑え気味に。
食事もそうですが、間食も同様ですので注意が必要です。
タバコ
お酒もそうですが、タバコの吸いすぎで疲れやすくなったり、疲労回復が遅くなったりするので、節煙や禁煙することをおススメします。
タバコは精神的にリラックスできる効果もあると考えられますが、肉体的にはいいことはありません。
どうせならお遍路道中は禁煙し、健康的な体も手に入れてみてはいかがでしょうか。