現在のお遍路めぐりは昔とは違い、修行という意味合いは薄れつつあります。
何かを思いながらお遍路めぐりするという過酷な旅、という訳でもなくなり、観光化しているのが現状です。
お遍路をする人は年間数万人とも言われますが、ほとんどがツアー客、つまり観光目的ということからもこの状況が裏付けられます。
ただ、現代のお遍路には修行という意味合いがあまりありませんが、代わりに自分を見つめなおすという観点で行う人がいます。
修行の色が最も濃い、自転車や歩きお遍路ですが、こちらは年間数百人いるとも。
中には女性の姿も見られますが、世の中が安全になった証拠なのか、一人で行動する若い女性も目にすることもあるでしょう。
しかし、何が起こるか分からないのも今のご時勢ですので、いかに危険かを説明していきます。
女性のほうが襲われやすい
もしあなたが強盗だったとして、男性と女性どちらを狙いますか?
私は男性ですが、迷わず女性を狙い金品を強奪するでしょう。
何故か?その理由は簡単で、容易に倒しやすく、かつ、反撃されるだけのリスクが少ないからです。
力も弱いと思われるためですが、逆に女性に同じ事を聞いても同様に女性を狙うでしょう。
動物の本能とも言えますが、自分より力の無い動物を襲うことは自然であり、理に適っているでしょう。
と、弱肉強食ではありませんが、狙われやすいことは確かです。
それに同様の理由で、若い女性が性犯罪に遭いやすいのも事実ですので、お遍路を単独で行う場合は注意が必要です。
襲われないためにできること
お遍路を若い女性が一人でしているのを見ると、平和になったと思う反面危険極まりない、と感じるものです。
周りの心配をよそに、暢気にしている姿を見ると、少々危機感が無さ過ぎるようにも見えてきます。
このように、お遍路を若い女性が一人で行うもの問題ですが、いかに襲われるリスクを減らせるか対策を教えます。
なお、男性目線での抑止策ですので、効果は高いと思います。
女性であることを悟られない
一番大事なことですが、女性であることを悟られない、つまり分からないようにすることが大事です。
女性、特に若いと分かると一気にリスクが高くなるので、目をつけられないようにすることが先決です。
変装までしろとは言いませんが、なるべく隙を見せずに行動すべきです。
もしや男性では?と思われることで襲われる確率を減らすことが出来ます。
やむを得ず野宿する場合は、いつでも逃げ込めるようにする
私が野宿をする際に気をつけることですが、一番怖いのは人間です。
が、逆に困った時に助けて欲しいのも人間です。
矛盾しているようですが、人間にも良い人と悪い人がいるので、それぞれの特徴を見極めるという意味があります。
なるべく人に見つからない場所にテントを張りますが、かつ有事の際にはすぐに逃げ込めるように民家の近くに張ることにしています。
実際には24h営業のコンビニの近くや、警察署の近くということになりますが、安心度は格段に上がります。
護身グッズの携行
襲われた場合の最終手段になりますが、少しでも敵にダメージを与えて逃げる時間を稼ぐかが、助かる可能性を高めます。
催涙スプレー、特殊警防、スタンガン、など護身用グッズとして売られていますが、あくまで逃げる時間稼ぎに使うようにしたほうがいいでしょう。
よく勘違いするのが、格闘技経験者や昔ヤンチャだった人にありがちな、ケンカ上等とばかりに応戦してしまうことです。
女性の場合はあまり無いとは思いますが、相手は何を持っているか分かりません。
こちらは護身グッズでも、相手はより強力なナイフや拳銃ということもありえますので、いくら腕っ節が強くても負けてしまうでしょう。
逃げるが勝ちですので、応戦しないように。
なお、理由なく護身グッズを持っていると、銃刀法違反で捕まることもあるのでご注意ください。