お遍路でのパワースポットと言われる場所

お遍路めぐりをする上で、巡っている最中に自分が変わっている、願いが叶うのではないかという予感、を感じる場合があります。

特に体力的にキツイ、自転車や歩きでのお遍路めぐりだと、最初の1週間ほどは地獄の苦しみを味わいますが、慣れてくるといろいろ余裕が出るようになります。

それと同時に、お遍路めぐりも自分を変えるのに最適である、今までの自分の人生のようだ、とも感じるようになります。

お寺という霊場を巡っているということもあってか、霊的な力も感じる場合も。

お遍路を自分の足で回った方の大部分が、自分の何かが変わったと感じるようで、同時に願いも叶いそうな感覚を感じるそうです。

日本全国に霊場と呼ばれる場所がありますが、同時にパワースポットとも呼ばれることから、お遍路めぐりも関係がありそうです。

四国自体霊場というような呼ばれ方もよく聞きますが、お遍路でのパワースポットについて解説していきます。

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自分の変化に気付く

私もお遍路めぐりを自転車と歩きで行いましたが、体力的にも精神的にも非常にキツイものでした。

当時太っていたということありますが、なめて掛かっていた自分の甘さによるものが一番の原因でした。

こんなの楽勝だ!何日間で回れるか試してみよう!などと自信過剰も良いとこで、始めてからわずか2日で叩きのめされました。

いかに自分が大したことの無い人間であるか、身の程しらずであるかを思い知らされたわけですが、徳島県の23番札所を回ったところで半ば逃げるようにして帰ってきたものです。

正直言って、もう次は無いな、と考えていましたが、これで終わったらこれからの人生も捨てたようなものだろうな、と一念発起するようになります。

結局、3か月後の再チャレンジまでに体重も10キロ落とし、きちんとトレーニングもしたためか、結願することができたと同時に、自分の何かが変わったような気がしました。

お願い事もして回りましたが、不思議と自分を見直すことが大事であると考え達成することも出来ました。

この変化もお遍路で得られるご利益といわれますが、パワースポットの力も関係しているのでは?と巡り終わってから考えるようになりました。

パワースポットと呼ばれる場所や行動

お遍路の道中である、四国自体がパワースポットであるという話も聞きますが、いくつか有名な場所を紹介します。

なお、お遍路を行う時期や方法によってもご利益が変わるのでご紹介します。

銭形砂絵(ぜにがたすなえ)

香川県観音寺市にあるますが、江戸時代の通貨である寛永通宝を形どった砂で作った造形物です。

歩きお遍路の道中で見ることが出来ますが、琴弾山の山頂から見ると円形に見えます。

金運のパワースポットと呼ばれていますが、お金持ちになりたい方は願掛けしてみるといいでしょう。

御厨人窟(みくろど)

高知県室戸市にあり、室戸岬から少し徳島県寄りにあります。

弘法大師様が若い頃に修行をした場所として知られ、悟りを開いたとされる場所になります。

洞窟ということもあり、一種独特の雰囲気がありますが、気持ちが落ち着く場所でもあります。

何かが変わるかもしれませんね。

逆打ちとうるう年

88番札所から逆周りにお遍路めぐりすることを、逆打ちと言いますが、正直大変です。

理由は、ルートがうまく辿れないからですが、通常お遍路地図などには順打ちの順路が書かれており、看板なども順打ち用になっています。

逆に進むことが想定されていないためか、ルートは自分で確認しながら進むことになり、道に迷うことも多くなります。

この苦労しながら結願すると、ご利益が順打ちより得られるというものですが、更にご利益を上げる方法があります。

それがうるう年の逆打ちですが、順打ちの3倍と言われております。

数年前のうるう年に、お遍路さんの数が増えたそうですが、逆打ちした方はすごいご利益があったのでしょう。

簡単に計算しても順打ちの5倍程にはなるので、良いことだらけかも知れませんね。

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